噛めば噛むほど味わい深いそんなスルメみたいなブログ

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「お金2.0新しい経済のルールと生き方」

タップス株式会社 佐藤さんの本の第一章のまとめと感想

【導入】

世の中はどのように動いているのか.

  1. お金
  2. 感情:人の感情を無視して持続できない
  3. テクノロジー:大きな時代の変化のきっかけを作る,1つの発明が次の発明を連鎖的に引きおこす

 

【お金とは?】

価値の保存・尺度・交換の役割がある.

お金が存在する理由は?

「価値」という漠然としたものをやり取りするため.

→何もないものに価値を信じる力(サピエンス全史の解説に乗ってたと思われ)

 

【お金の歴史】

・紀元前1600年前の貝殻

人間にとって大事なものは,宗教や身分だったからお金はそこまで大事ではなかった.

18世紀ごろ,

産業革命:農業から工業へ

市民革命:身分の影響力が薄れる(日本再興戦略に書いてたっけ)

→お金が表舞台へ

 

・ただ価値を運ぶツール

お金からお金を生み出す,増やすこと自体へ

 

・お金はどこで作られる?

各銀号の銀行券

1863年イングランド銀行の銀行券が,法定通貨となる

日本がまねる

 

【経済とは?】

個人の欲求・欲望を起点に動くインセンティブのネットワークであり,その上でお金が人から人へと移動していく.

・人間の欲求

  1. 本能的欲求:衣食住,異性にもてたい,家族への愛情
  2. 金銭欲求
  3. 承認欲求:社会に認められたい

人間がかかわる活動をうまく回すための仕組みである.=経済システムであり,経済システムの5+2つの要素と脳との関係をいかにまとめる.

  1. 報酬が明確である:参加する人に何らかのメリットがあり,特に,儲けたい・モテたい・認められたいの欲求は特に強い.→欲求が満たされた時に脳の報酬系は快楽物質を分泌する
  2. 時間によって状況が変化する→脳は予測が難しいリスクのある不確実な環境で報酬により多くの快楽を感じやすい
  3. 運と実力の両方の要素がある:自らの思考と努力でコントロールできる部分と全くコントロールできない部分→同上
  4. 秩序の可視化:偏差値,年収,売上,価格,順位,身分,肩書など目に見える指標がないと自分の立ち位置が分からない→人間は他者との比アックの中で自分が幸福か不幸化,優れているか劣っているか判断する.
  5. 参加者が交流する場がある:互いに助け合ったり,議論する場が存在することで1つの共同体であることを認識できるようになる.
  6. 寿命をあらかじめ考慮しておく
  7. 共同幻想が寿命を長くする:参加者全員が同じ思想や価値観を共有すること.ただし,絶対的に正しい価値観は存在せず,時代と共に流動的に変化する

(例)会社・サービス