噛めば噛むほど味わい深いそんなスルメみたいなブログ

このブログでこの人生を変えてやるぐらいの気持ちで挑んでます。

2017/1/8

A.今日勉強したこと

 

B.今日のニュース

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO11453400Y7A100C1MM8000/

ヤマト運輸のニュース

 

(内容)

宅配個数は、2001年から2015年で26億個から37億個に、11億個も増えた中で、今回、取り扱い個数が8.8%増えて利益が1割減。今や当日配達は当たり前、中には数時間以内配達で、宅配便インフラ上に、乗る物量がオーバーフローしている状態である。

 

(原因)

受注が増え過ぎて想定以上の増産をすれば、限界利益率は下がる。


社員である宅配ドライバーさんの処遇や業務負担を改善するための人件費増加。

 

先方不在の再配達や、地図に不慣れなアルバイト層による、集配センターから顧客への非効率性も問題。

 

(ポイント)

ミクロ経済学の原理では、需要が増えるから、料金上がるはず。しかし減益。

 

(顧客とユーザーに対し)

エンドユーザーは頼めば何でも直ぐに届く利便を味わい、大口顧客はビジネスモデルの根幹的基盤に宅急便で構築した。
エンドユーザーも大口顧客も、そのメリットは不可逆的である。

大口顧客

宅急便

↓            

エンドユーザ

 

(ライバル佐川に対し)

佐川はキャパシティを超えての対応能力が極めて低く、サービス品質は劣悪である。目先の営業利益よりも佐川を突き放して単独一位状態を作ることに集中。

 

(アマゾンはというと)
供給が増えない中で需要が増えれば料金が上がり、Amazonの収益を圧迫するので、Amazonは飛行機の購入とドローンの開発で自前配送の準備をしている。